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グルテンフリーはアレルギーや便秘に良いのか?しかし健康な人は危険なことも!

2019/11/12
 

ここのところだいぶ注目されている「グルテンフリー」ですが、一体どんなことが良いのか、分からないことが多いと思います。

なんとなく「小麦粉は食べない」程度でしかありませんが、そうすることによってどんな効能があるのかを含め、今回は、グルテンとは何か、どんな事に良いのかをまとめてみました。

「グルテンフリー」ってなに?

「グルテン」とは、小麦や大麦、ライ麦などの食べ物に含まれている「たんぱく質」のひとつです。
そして、「グルテンフリー」とは、小麦や大麦、ライ麦などの小麦粉を使用していないという意味です。

グルテンフリーは、もともとグルテンにアレルギーを持っている人のための治療食として、アメリカで取り入れられていたものです。

グルテンフリーを行った人達に、体が疲れにくくなった、集中力がアップした、肌荒れがよくなったなど、体に嬉しい効果が現れているケースが多く見受けられます。

そして、グルテンフリーは日本古来の食文化と共通しているので、日本人にとっては無理なく続けられる健康法ともいえます。

パスタやうどんをそばにして、パンはなるべく控えて米食を中心にする、揚げ物は小麦粉を使用していない焼き鳥にするなど、食事の内容を少し変えるだけで簡単に実践していくことができます。

 

「グルテン」によって引き起こされる病気

セリアック病

日本人の発症はまれであるといわれているため、聞いたことがないという人がほとんどです。
どちらかというと、パンをはじめとした小麦粉を主食とする、欧米人や北欧人の発症が多いようです。

セリアック病とは、グルテンの不耐症を呈する遺伝性の病気です。

グルテンを摂取すると小腸に炎症が起きることによって、吸収不良を起こしてしまいます。
主な症状として、いくら食事を摂取しても十分な栄養が身体には吸収されないために、下痢や体重減少などの症状が現れます。

 

小麦アレルギー

小麦たんぱく(グルテンを含む)は食物アレルギー物質です。セリアック病は自分の体の持つ抗原に対してグルテンが反応して免疫反応が起こりますが、アレルギーはアレルギー物質に免疫が過剰に反応して起こります。

そして、鶏卵や牛乳と並んで3大アレルゲンのひとつであるのが小麦アレルギーです。

小麦を含む食物を摂取することで消化器や皮膚に症状が現れ、ひどい場合はアナフィラキシー症状を起こし死に至ることもあります。

食物アレルギーは成長とともに改善することもありますが、大人になってから小麦アレルギーを発症する人も少なくありません。

 

まずは3週間抜いてみると良い

現在、国内には保険適用内の検査はないため、自分がグルテンによるダメージを受けているかどうかを知るには、3週間グルテンを抜いてみるといいようです。

  • サンドイッチ→におにぎり
  • ラーメンやうどん→そばや春雨や米粉でできたフォー
  • ケーキ→大福
  • スナック類→せんべい
  • 唐揚げや天ぷら→グリルした肉、焼き魚、煮物

などを選んでみると良いですね。

これらを3週間置き換え、グルテンを抜いてみて体や肌の調子がよくなれば、グルテンによるダメージを受けていたことが分かるということです。

 

「グルテンフリー」にすると体調が良くなり便秘効果的とは限らない

グルテンフリーは「特定の原因による吸収不良の人が、吸収が良くなるようになるための食事治療法」であり、むしろ低栄養から栄養状態を良くするものであるため、ダイエットのために開発された食事方法ではありません。

グルテンフリーを実践すると、パンや麺類、スタイルでいえばファーストフードなどを避けることになり、結果的に体重が減っていたということはあります。
普段から頻繁に炭水化物やファーストフードを摂取していて、ダイエットを考えているのであれば、グルテンフリーは効果的といえるかもしれません。

しかし、安易にグルテンフリーをきちんと行うことで必要な栄養分がとれず、心臓病などのリスクをあげてしまう可能性を考えると、積極的に勧められるものでもありません。
育ち盛りの子供さんや、ご高齢の方など、栄養が必要な方には、敢えてやる必要はないですね。

 

一方で健康な人は危険の心配も

BMJ誌の研究によると、完全にグルテンフリーにした場合、栄養が偏るという問題があるといいます。
全粒穀物を取る量が減るために食物繊維が足りなくなり、他の問題が出てくるとも。

10万人を対象にグルテンフリーの影響を26年にわたって調査したところ、グルテンフリー食で全粒穀物を摂取しなかった人は、食物繊維を取る量が大きく減ってしまい、心臓と血管の病気になるリスクが増えたという結果になりました。

更に、食事でグルテンを取る量が最も少なかった人たちは、心臓の病気になるリスクが15%高くなったという結果にもなりました。

しかし、食物繊維が多い別の食材を積極的に取れば、グルテンを減らしても問題はないようです。

やはり大切なのはバランス良く食事を摂るということです。

 

まとめ

そもそもダイエット目的ではなく、体質改善のための療法ですので、敢えて積極的に行うものではないようです。

・パンをはじめとした小麦粉を主食とする、欧米人や北欧人の発症が多い
・ダイエットのために開発された食事方法ではない
・試しに3週間抜いてみると原因がわかる
・積極的に行わない方が良い
・心臓と血管の病気になるリスクが増えたという結果

普段からファーストフードを摂取していて、ダイエットを考えている人には「適度」のグルテンフリーはオススメですが、健康な人は積極的に行わないほうがよろしいかと思います。

何れにしてもバランスの良い食事が良いと言えますね。

 

 

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コスモスです。 日頃感じたことや、美味しい食べ物のこと、綺麗な景色、役立つことなどを発信していきたいと思います! 旅行も好きなので、旅先で見つけた美味しい物や珍しいものも発信していきますので、楽しみにしていてくださいね!

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