デュラレックスピカルディで使いやすいサイズは?定番サイズから使い勝手を紹介!

世界的に長年愛されているグラス「デュラレックス」。お洒落なカフェやインテリアショップでも必ず目にするグラスの1つです。
このグラスが何故こんなに人気があるのか、詳しく説明したいと思います。
デュラレックスの歴史と生まれた国はフランス
提供:TABLE WARE EAST.
「Duralex(デュラレックス)」はフランスのロワレのラシャペルサンメスミンにあるキッチン用品メーカーです。
1887年に酢蒸留所として工場が設立されました。
1930年にフラスコを製造していましたが、ガラス工場を香水用のボトルを作りたい、というコティ社に売却しました。
その4年後にサン・ゴバン社が買収し、衝撃で砕けない車のフロントガラスを開発していました。
その時に開発された強化ガラスの技術を駆使して、食器類の製造も試み1945年に「Duralex(デュラレックス)」が誕生したのです。
フランスをはじめヨーロッパは実用的なもの、且つ美的で経済的なものを好みますので、デュラレックスの商品に魅了され瞬く間に愛されるようになります。
1960年〜1970年代にはデュラレックスの製品の品質が世界的に受け入れられ、それ以来世界中の何百万人もの人達に親しまれています。
日本には1960年代から輸入されるようになりました。
デュラレックス性能:強化ガラスの先駆者
提供:Hinata Life
耐久性を実現するために、成形ガラスを700度まで加熱した後に急冷し、130℃の熱衝撃に耐えることができ、通常のガラスの2.5倍を超える透明性と耐衝撃性の両方が得られます。
1950年代の当初の宣伝では、ハンマーとして使用できると自慢するほどでした。
調理用で特別に設計されたOVENCHEFシリーズは強化ガラス製で、200℃の熱衝撃に耐えられるほどのオーブンで使用するために設計されたシリーズです。
デュラレックスが手で壊れた場合、長い短剣型の破片ではなく小さな破片に粉砕されるので、安心且つ丈夫であることを実証しています。
車のフロントガラスの技術を取り入れていることで、耐衝撃性にも強く安全なキッチン用品を作ることが出来たのだと思います。
デュラレックスの魅力:飽きのこないデザインと低価格
提供:INOBUN
デュラレックスが販売する最初の食器アイテムであるGigogneタンブラーは、1946年に発売されました。
Gigogneガラスは、パリに在るパリ美術館の常設コレクションになっています。
シリーズとしては
- ピカルディ
- プリズム
- アマルフィ
- ジゴン
- ラメキン
- プロヴァンス
- リス
などいくつかありますが、その中でもピカルディ、プリズムは長年人気のあるシリーズです。
飽きのこないデザインで、持った時の手に収まるフィット感がファンの気持ちを掴んでいるのも納得です。
更に価格も低価格ですので、それぞれのシリーズを購入して料理や雰囲気で好みのものを使い分けしているファンも多いです。
まとめ
なかなか壊れませんので、一度購入すると本当に長持ちをします。
・もともとは車のフロントガラスを作っていた。
・強度が通常のガラスの2.5倍
・低価格で買える
・シリーズが豊富なので、好きなデザインのシリーズを楽しめる
・壊れた時の破片も他のガラス製品に比べると安心
歴史もあり飽きのこないデザインと、手に持った時のフィット感は一度使うとその魅力にハマります。
いろんなシリーズを買って楽しんでもいいですね。